開拓中

ツリークライミング講習を受ける

先日の記事でコナラの高枝について書きました。

色々考えたあげく、ツリークライミングの技術を学ぶ正攻法が今後も使えるし一番近道だという結論に至り、講習を受けました。

Twitterで知り合った若い先生をお呼びして個人授業です。

ちなみにツリークライミングという用語は日本では商標登録されているとかで、あまり使わない方がいいみたいです。差しつかえがあったらロープクライミングと呼ぶようにします。

 

前置きはともかく、復習を兼ねてぱぱっと書いていきます。

 

 

スローラインとスローバッグ 

まず、目標とする枝に細いロープを投げ飛ばしてひっかけます。

その道具です。こちらは16オンスのスローバッグ。

結構ずっしりした感じ。

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両足を開いてシーソーのように揺らして投げました。

実際にやらせてもらいました。難しそうだったけど奇跡的に2投目で引っかかりました。

やる前は正直、この高さは厳しいんじゃないかと思ってましたが、16オンスのスローバッグ、驚くほど飛びます。

 

メインロープをひっかける

スローラインを太いロープに繋ぎかえます。

ロープ同士を結ぶ方法はいくつかあると思いますが、クローブヒッチとハーフヒーチ、もう一回クローブヒッチで繋ぎます。

ロープワークは色々覚えてるのでこのへんは理解が早いです。名前だけ聞けば後で復習も出来ます。

 

木の根元にアンカーを作る

プルージックとDカンを使って木の根元にアンカーを作ります。

ランニングボーラインという結び方で代用も効きますが、メインロープが長い場合は結ぶのも大変なのでこのやり方がいいと思います。

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フットアッセンダー

今回はSRT(シングルロープテクニック)という登り方。

足にアッセンダーと呼ばれる登攀器をつけて、脚力を使って登っていく仕組み。

DRT(ダブルロープテクニック)という登り方もあります。これも少し教わりましたが今回の記事では省略します。

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SRTシステムの胆の部分

上からロープレンチ(紫)、テザー(黒いの)、プルージックコード、プーリー(滑車)をハーネスにしっかり固定します。

チェストハーネスについてるアクセサリーカラビナ以外の器具は、ライフサポートを担う重要なパーツ。ISCなど実績のあるメーカーを使われてました。

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クライミング

若先生が登るところ。

フットアッセンダーに通したメインロープ、登る方向にはロープが抜けるけど、ギザギザがガッチリホールドして下方向には戻らない仕組みです。

 

後で道具一式をお借りして体験させてもらいました。

難しいです。

木に向かって身体を真っ直ぐに保つのが難しい、クルクル回ってしまいます。

あと疲れます。練習が必要。

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ランヤード

実際に樹上で伐採作業を行う際の命綱です。

伐採や井戸掘りで使ってるしっかりしたロープ、滑車があるので新品は買わずに自作しようと思います。

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まとめ

樹上で高枝を伐採するにはまだまだ練習しないといけないと感じました。まだ、絶対的な安全を確保するためにどこにランヤードをかけて登っていくか、しっかりイメージが出来ないです。

チェーンソーを地上から持ち上げて無事切り離すことが出来たとしても、

その枝が自分に跳ね返ってきたとしたら? 

その枝が宙ぶらりんになって落ちてこなかったら?

途中で足を滑らせて自分が宙ぶらりんになったら?

いろんな「?」を考えて練習を積まないと簡単に死んじゃうなこれと思いました。

 

しかもうちの山は放置林で木々が密集して生えているため、ほとんどの枝が高い位置にあり、難易度がかなり高いそうです。

DIYで高枝伐採、なかなか一筋縄ではいきません。

 

薪小屋作り その3(終わり)

薪小屋作り。 

前回の記事はこちら。

薪小屋作り その1 - 開拓中

薪小屋作り その2 - 開拓中

 

 

11月は雨が多くて嫌になりました。

雨の何が一番嫌かというと、山の中で地面を叩くような強い雨が続くとこうなるんです。

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これでは跳ねた泥が薪についてしまいます。

土の中には木材腐朽菌というのがいるので、下に積んだ薪は腐ってしまい歩留まりが悪くなってしまいます。

 

悩みました。

 

砂利をもっと増やす、周りに石を敷き詰める、レンガを敷きつめる、コンクリで固める、、、

色々選択肢を並べてはみたけど、お財布の中身と作業量の兼ね合いを考えると最初っから答えはこれしかないとわかってました。

 

土嚢で囲む。

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この土嚢2年持つらしいので、また2年後に悩もうかと思います。

2年後も土嚢一択だと思います。

だって安いもん。

 

前回「その2」の記事で、砂利が流れるのを防ぐために土留めをつけるみたいなことを書きました。

土留め用の丸太は準備しました。

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これは白樫という木で、皮を剥いても虫喰いが全くないので土留めに向いてると勝手に思ってます。

でも白く塗ったら神々しい感じになったので、土留めなんかに使うのがもったいなくってやめました。様子見です。

 

そして、晴れた日に棚板をつけました。

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なんか、

出来てるっぽい。

 

 

かかった費用

・木材、建築金物:¥59,774
・ツーバイ材&砂利:¥17,180
・防腐塗料:¥15,730
・幌布:¥10,120
・束石:¥9,800
・インスタントモルタル&砕石:¥5,445
・L字金物&四角ビット:¥3,324
・垂木ネジ:¥2,582
・土嚢袋:¥2,037

 合計:¥125,992

 

ブッシュクラフトワークショップの様子(ランタンハンガー作り)

更新が遅くなりましたが、先日、Twitterで知り合った講師2名の方に来ていただいて、ブッシュクラフトのワークショップが開催されました。

 

保田さんと、

twitter.com

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マーチンさん。

twitter.com

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目的はランタンハンガーを作れるようになること。

キャンプしてると、ランタンやちょっとした道具を吊るす場所が欲しくなります。

これを落ちてる枝でサッと作れるようになったらとっても便利だし、何より楽しいです。

 

斧を使って木を削り、ナイフや鋸を使って接合部分を作る。簡単そうに見えてコツがいる作業です。道具の使い方から丁寧に説明していただきました。

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みんな真剣な表情で作ってます。 

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1時間弱の講習でランタンハンガーが作れるようになりました。

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出来上がったランタンハンガー。かっこいい!

講師のお二方、ありがとうございました。

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ブッシュクラフトのワークショップは、山を買った当初からやりたいと思っていたことで念願が叶った瞬間でした。

ブッシュクラフトを通じてモノ作りの楽しさを知ることは、キャンプの楽しさを深めることに繋がるし、木の種類や特性など自然に興味を持つことにも繋がります。

こういうのを楽しむ人口が増えれば、太古の技術を調べて現代に甦らせたり、新しい技を産み出す人も出てきたり、文化を創ることに繋がるというか、うまく言えませんがすごくいいことが増えそうな予感がします。

この活動は今後もずっと続けていきたいと思います。

 

CAMP BEANマップ

進捗状況などを地図にしてみました。随時更新予定。

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Basecamp

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仮設水場

140Lの水タンクに汲んできた水道水を入れてます。石鹸は使用可。洗剤は不可です。

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仮設トイレ

足で踏んで流すペダル式簡易水洗です。

消臭剤をしっかり入れてるので臭いが全然しないと好評です。

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Hillside

斜面の上に作った2名用テントが張れるくらいの小さなスペース。

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HermitHill

横幅6m、奥行き12mくらいの縦に長いエリアです。

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フリーサイト①

写真は水場を作る前のものです。

スノーピークのランドロックなど大型テントを張れる広さは十分あります。

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フリーサイト②

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薪小屋作り その2

薪小屋作りの続き。

前回の記事はこちら。

薪小屋作り その1 - 開拓中

 

 

薪小屋作りの続き

ホームセンターで床材(2×4材)と砂利400kgを買いました。

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トラックを借りて搬入しました。

20kg×20袋の積み込み積み降ろしはしんどかったです。

でもクヌギやコナラの大玉よりは軽いし持ちやすいし、伐採後の後片付けに比べると楽なもんです💪

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2×4材に防腐剤を塗りました。2回塗りました。

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垂木をつけて筋違い入れて床板を貼りました。

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屋根は作らずとりあえず幌布を張ってみました。

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薪小屋、ひとまず出来ました。

 

課題

砂利が流れないように土留めを付けたいと思います。

後ろに雨樋いをつけて前に流した方がいいかもしれません。ちょっと様子見。

あと、棚板をつけて2段にした方が使い勝手いいと思います。これもとりあえず様子見。

 

最後に、シダーシェイクってご存知でしょうか?

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http://ggrs.info/Articles/CedarShakes/MakingCedarShakes.html

よく西部劇とかに出てくる小屋はこんな感じで板葺きの屋根になってます。

趣きがあるので、本当はこんな感じにしたかったんです。

 

ちなみにこの板はウェスタンレッドシダーって木で作るのが一般的なようです。

ウェスタンレッドシダーはカナダで「生命の木」と呼ばれ、トーテムポールとか家の屋根や壁に使われてきた木材。日本語では米杉(ベイスギ)って言われてますが、杉ではなくヒノキ科ネズコ属の樹木です。

 

このウェスタンレッドシダーとても高価でなかなか手が出ないので、将来的にうちに生えてるヒノキかマツで板材を作って、防腐剤塗ってウッドシェイクを自作したいと思ってました。

しかし作った薪小屋の写真を見てもらえばわかりますが、正面からは屋根の裏側しか見えない感じです。

そう、向きを間違えたんです。

板葺きにするには横板を貼って防水シートを貼らないといけないので、せっかく頑張って貼っても正面からは裏側しか見えなくなります。途中で気付きましたが、時すでにおすし、軌道修正は不可能でした。

薪小屋作りの進捗は手伝ってもらった方達に都度LINEで報告してました。その度にみんな喜んでくれてて、それはとてもうれこばしいことでしたが、いずれシェイクにするという希望を失って、ひとりテンションだだ下がりでした。

 

長々と後悔を吐き出せて少しすっきりしました。 

もうひとつ薪小屋を作る機会があったら、計画段階からもっと頑張ろうと思いました。

 

以上です。

やりたいことやらないといけないことリスト

伐採・抜根・薪割り・サイト作りといった通常業務以外に(業務?)、やりたいこと、やらないといけないことの備忘録。随時更新予定。

 

やりたいこと

①台風19号で根こそぎ倒れたヤマザクラで薪作り

そのまんま。これは一人でも出来るので忘れないようにメモ。ヤマザクラの薪はいい香りがするので貴重なんです。

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②ヒノキの回収 ⇒×

⇒時間的にも労力的にも難しいのでこれは諦める方向

うちの山から200mほど離れた所にあるヒノキ林。9月頃、切捨て間伐が行われて文字通りそのまま捨てられています。

林業屋さん経由で地主さんに貰ってもいいと許可を得ていますが、急斜面であり持ち帰るのは大変。

簡単な道づくりをして、Sさん(お隣の地主さん)の運搬車を借りて、滑車とロープ使って。何人かいないと無理です。

ヒノキ、ほしいんだけどな~😢

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③単管パイプで簡易製材機作り&ウッドシェイク作り

ヒノキを角材にして、板材作ってウッドシェイクを量産したいのです。

ヒノキは②以外にうちにも何本も自生しています。

 

板材はこんな感じで作るイメージ

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https://www.firesidestove.com/products/accessories/logbuilder05.html

 

 

④スペースネット作り

単純に面白そうだからこれ作ってみたい。編み方調べて2人で1日半くらいあれば作れそう。

 

⑤ロープスライダーの乗り場作り

先日作ったロープスライダー。いずれ乗り場を作りたい。

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※これは拾い画です。どこのサイトから拾ったか忘れました。ごめんなさい。

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でもこれはまだまだ先でいいです。

 

⑥ウッドデッキ作り

木材の加工だったり、やり方知らないけどヨガだったり、何をするにも水平な場所が必要だと痛感してます。ウッドデッキは作りたい。

出来ることならハードウッドと呼ばれるウリンとかイペとか、何十年もメンテフリーな丈夫な木材で作りたいです。

 

⑦サイト作り

このへんにサイトを作れば、満点の星空を見ながら気持ちいいキャンプが出来ることでしょう。作りたいです。

どの辺を平たくしようか?結構登らないといけないので荷物の運搬にロープスライダーを使えるか?など考え中です。

 

⑧熾火アート用の型枠作り

この動画は長さ10cm幅4cm程度の鉄プレートを10本星形に配置して、その上で焚き火した時のものです。

プレートを土に挿しただけでしたが、そこそこ綺麗に星型になりました。

このプレートを溶接してどこでも手軽に楽しめるようにしたいです。

まあこれはキャンプ場作りとは関係なく遊びの延長です。

 

 

やらないといけないこと

①落ち葉集め

来客増えてきたし山火事が怖いので落ち葉集めは必須。クヌギの落ち葉は火薬のように火付きがよくて危険。これは毎年やらないといけないこと。

竹は道中の竹林の地主(法人)に許可をもらったので、いくらでも入手可能です。

http://www.mecha.ne.jp/~graywolf/sagyounisshi09.html

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②倉庫の移設

去年まず設置した倉庫(写真は去年の)。周辺の木の伐採もしたいし、この辺りはだいぶ拓けてきて景観を損ねるようになってきました。薪小屋の隣にでも移設したい。ついでに収納力をあげるためにツーバイ材で棚も作りたい。あといい感じに塗装もしたい。

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③井戸掘り再開

やっぱり、とにかく水がほしい。

仮設水場は毎回大量の水をタンクに入れて自宅から持ってこないといけないので、手間がかかりすぎます。

井戸掘りがうまくいくかどうかは、この山がちゃんとしたキャンプ場になるか否かの分水嶺になってくると思う。

石は特注した石割りハンマーで叩き割る予定です。

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ヘッドはSKD11という特殊鋼。長さ90cmで重量は17kg。

これで割れない石はないだろうと思いますが、万が一割れなければ、大人しくプロに依頼するしかなくなります。。。

場所を変えるという選択肢もあるにはあるけど、どうせまた石にぶつかると思うので。

プロに依頼すると300万以上かかる見込み。水の目途がつかないと予算の配分もままならず考えすぎると夜、不安で寝れなくなるので、そうすると昼、会社で眠たくなります。

 

④コナラの高枝処理 

台風で折れた高枝。きって落とさないと危険。

ざっくり15~18mくらいの高さ。タラップで足場つくって安全帯かけて登って行って落とす方法を検討中。

ただこのコナラ、3本も枝が折れてて葉っぱも少ないのでそのうち枯れそうな気配ではある。お金かかるなら根元から倒した方がいいと思う。ちょっと様子見。

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⑤その他ソフト/ハード面の整備など(順不同)

・井戸が完成したらちゃんとしたトイレ小屋作り

・↑の前になんか小屋を建てたい

・ATVコース作り

・チェーンソー安全講習を受ける(なんか法律変わって仕事で使うなら2020年8月までに講習受けないといけないみたい)

・名前わかんないけど応急処置とか人工呼吸とか出来るようになるような講習を受ける

・電気きたら敷地内電気配線

・合併浄化槽と浸透桝設置、浄化槽設置届提出

・管理人非常駐という制約のなかで運営の仕組み、予約システムをひねり出すこと。

・HP作り 

・ステッカーやコースター等の販売方法の考案と整備

・開業届け

・うちに向かう道中の二股の道に案内看板設置(所有者を調べるところから)

 ⇒2019/11/27 法務局行って調べてきました。

  公図で地番調べて登記簿とったところ、所有者は建設省(現国土交通省)でした。

  市役所に問い合わせが必要。

・ゴミ捨てBOX設置。地元の回収業者さんとの契約。

 

・ 

 

 

薪小屋作り その1

最近うちの山もどんどん人が集まるようになってきました。

人数いればいろんなことが出来る、ということで先週から薪小屋を作りはじめました。赤い線のあたりが予定地です。

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なだらかな斜面なので、まずは鍬とスコップを使って平らにしていきます。 f:id:CAMPBEAN:20191116104851j:plain

 

うちの土は腐葉土と粘土で柔らかいので、並行して土を固める道具を作ります。

土固めにはタンピングランマー(よく道路工事とかで使うやつ)を使うのが一般的ですが、

お財布の都合👉👈、ではなく浪漫を感じたくてクヌギの丸太を使って手作りしました。

チェーンソーで荒削りした後、バトニングで持ち手を整えてます。

作ってくれたのは隣のSさんの息子さん。とその同級生、とその友達の山登り好きな青年。

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トラックで木材が届いた後、防腐剤を塗っていきます。

塗ってくれたのは登山好きな女性とキャンプ仲間の娘さんとまくじろーさんの奥さん。

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防腐剤はキシラデコールと同等の性能を持ち、防虫、防腐、防カビに優れていて、かつキシラデコールより安い!ということで、こちらにしました。

スーパーウッドステイン 16L【送料無料】キシラデコール同等品/木材保護塗料/オイルステイン/防虫/防腐/吉田製油所

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トランシットという道具を使って水平を測って水糸を張る作業。

測ってくれたのはおじさん達と山登りが好きな青年。

水準器でいい気もするけど、たぶんトランシット使いたかったんだと思う。

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束石の位置決めが終わったら、砕石を敷いた後、土を固めていきます。 

この動画、なんかずっと見てられます。重機や電動機械がない時代はこうやって作業していたんだろうと思うと胸が熱くなります。遥かな昔に思いを馳せ、たっぷり浪漫を感じることが出来ました。

あと、みんな初めての体験で楽しそうに笑顔で作業してました。本当ですよ。

暗くなってきたのでこの日は土台の仮組みまで。f:id:CAMPBEAN:20191116132510j:plain

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翌日。

土台が出来ました。

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建てようとしている薪小屋は、横4m、縦0.8m、高さ2m。

直径40cm高さ40cmのクヌギの大玉(30kgくらい)が100個入る大きさ。

つまりクヌギの薪で一杯にすると約3トンくらいの重量になります。

束石は10個なので1個あたり300kgの荷重がかかることになり、念を入れてモルタルで固めることにしました。

 

束石の下にインスタントモルタルを敷いて、水平になるようゴムハンマーで叩いて調整しました。インスタントモルタルは一般的には水で練って使うそうですが、そのままでも、一晩置いとけば土中の水分を吸って固まるとのことです。実際に翌日には固まってました。これは楽チンです。

 

柱を建てました。 

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とりあえず今回はここまで。

 

作ってる薪小屋はこちらを参考にしました。

薪ストーブのある暮らし » DIYで薪小屋づくり(前編)

参考にというかほぼこのまんまです。

こうやって図面を公開してくれる方がいると、素人でも作れるので本当に助かります。

ありがとうございます。

ブログぼちぼち再開します

ひさしぶりに記事を更新します。 猫の腎不全が悪化して看病に専念してました。

 

3ヵ月近く必死に看病を続けましたが、8/11のお昼過ぎ19年の生涯に幕を閉じました。

まだ目もしっかり開いてない子猫の時に出会い、猫として気ままに生き、最期まで猫のままで死んでいきました。

可愛いやつでした。

猫


 

 

山の方はというと、なんか放置していた井戸に勝手に水が溜まってて、そこそこ使える感じになりました。

でもたぶん乾季には涸れる感じなので様子みてまた再開することになると思います。

 

伐採&整地もコツコツ。左は去年の秋、右は今年の8月くらいの様子

伐採

 

左は9/1、真ん中は抜いた根っこ、右は9/17の様子。

9倍力システムを組んで抜きまくってやりました。だんだん開拓レベルが上がってきています。

伐採

 

仮設トイレ設置(リース品)。

1年リースで¥49,500、汚水タンク320L、水タンク20L、汲み取りは一回につき¥6,000也。

使ってみて初めて知りましたが消臭剤が3本で¥3,500と結構お高いです。

 

仮設水場を作成。黒いのが140L入水タンクです。

ドラム缶シンクの施工、組み付け、塗装、要するにほぼ全ての作業はまくじろーさんがやってくれました。で僕は何をしたかというと、まずイメージ図を作りました。

そしてシンクや部材、塗料などをamazonで買って直接まくじろーさん家に送りつけました。その上でラインで写真を見ながら進み具合、細部を確認して、容赦なくダメ出しする、という人間の屑のような役回りを担当しました。

まくじろーさん、この場を借りてどうもすみませんでした。

素晴らしい仕上がりです。かっこいい!

 

書いてあるステンシルは

Fair is foul, and foul is fair~

シェイクスピアの小説「マクベス」に出てくるセリフです。

きれいはきたない、きたないはきれい ~以下略~

なんか水場に合う感じの言葉だったので。

 

あと、ツイッターのモーメント機能というものを使って、土地購入から今年の5月までの様子をまとめています。でもこれは無駄に長いので見ない方がいいです。ほとんどブログにも書いてる内容だったと思います。

https://twitter.com/i/moments/1141505709395214336

 

ほんとは頻繁に書いていきたいんですけど、大変なんです。

仕事しながら休日はぜんぶ山作業、家の洗濯、掃除など家事もしないといけない。

この間は洗濯のサイクルが狂って、朝起きたら履いてく靴下がないという状況に陥りました。

同じ靴下を2日続けて履くようになったら社会人として失格だと思ってるので、その日は会社を休みました。

何事も両立は大変です。何事も適当に手を抜くことが肝心だと思います。

 

以上です。

GWキャンプ その4 石にぶつかる

前回の続き。

 

目次の使い方を覚えました💡

 

GW中はたくさん人が来るので、話し合ってまくじろーさんは料理全般を担当してもらうことになったのでした。
井戸掘りは一人でも続けられるので泥を被るのは自分一人でいいだろう、と言えば聞こえはいいけど、実際は自分は料理が苦手で大勢の胃袋を満足させることは出来そうにないから適材適所ということです。
しかし盲点だったのは、井戸掘り日記も自分が書くことになってしまったということ。
成功しようが失敗しようがこの井戸掘り記事は、後々誰かの役に立つ貴重な資料になる可能性もあるので、自分が書くよりまくじろーさんに書いてもらった方が正確な記録が残る気がしているのです。
がんばって出来るだけ真面目に書いていきます。

 

掘り始めて何日目か

7mを超えた辺りから、掘鉄管を落とすとゴンゴン音がして泥が上がってこなくなる。
おそらく粘土が圧縮されてできた石がゴロゴロ転がっている層なのだと思う。掘削スピードが極端に落ちる。
掘り進んでいかないので先端をロングバールに付け替えて何回か落としてみる。
石を割ってる感じがするけど、勢いよく落としすぎると土にささって一人ではまったく上がらなくなる。
完全に一人きりで作業するときは、こういった膠着した状態で、地上で3倍力や5倍力に組み替える必要があると思う。

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石との格闘を2日間続ける。蓋をしていた石が割れたのだろう。石がいくつか上がってきたあと、再び泥を持ってくるようになる。

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よし、ペースをあげていこうと思った矢先、堀鉄管のツノが取れるトラブルが発生。

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たぶん穴の中でこういうことが起こったのだと推測。

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2019/5/4 土曜日 堀鉄君傷つく

ツノは折れたけどかまわず作業を続け、9mまで掘り進める。
今日中に10mの壁を超えられるかなと思っていたが、堀鉄管を落とすとゴツンゴツン大きな音がする。
硬そうな石に当たってるなと思って引き上げたところ、刃を留めてる溶接部分が外れて破損してしまった。
残っていたもう一本のツノもなくなっていた。
このサキワの部分は交換可能ではあるけど製作には時間がかかる。
加えてロングバールも抜根作業中に曲げちゃった奴がいて(詳細は次の記事で)、本当に打つ手がなくなってしまった。
刀折れ、矢尽きてしまった状態。
残念ながらGW中の作業はここまでとなった。f:id:CAMPBEAN:20190507150052j:plain

 

スパイラルティガーで挑戦した前回と同じく、今回も10mの壁を超えることができませんでした。
 

気合いを入れて臨んだ井戸掘り作業だったので、失望や悔しさや色んな感情が湧いてきてうまく言葉にできません。

一言でいうなら、

 

残念です。

 

あと、泥だらけのズボンと白いシャツを洗濯機で洗うと、シャツが茶色く泥染めされてしまうこともわかりました。

 

最悪です。

 

今回の井戸掘りを振り返って

パーカッション方式のメリット
・ロープを使って重力で掘っていくので複雑な機械が不要。電力も不要。
・オペレーション効率がいい。掘削穴が深くなってもロープの引きしろが増えるだけなのでさほど効率が落ちない。
・ロープと滑車で倍力システムを組めば一人でも掘り進められる。
・天候に左右されない。どうせ泥だらけになるから大雨が降っても作業できる。


パーカッション方式のデメリット
・掘り進めるために、それなりの量の水が必要。一日作業で20L〜30Lくらい使う。
・シャフトがないのでドリルのような回転式の圧力は加えられない。
・泥地獄の極み

 

あと今回使った滑車はこちらです。f:id:CAMPBEAN:20190507150229j:plain

クライミング用なので小さくて取り回しがよくてかなり使いやすいです。オレンジタイプはロックがかかるので、このセットは伐採の際のカチャカチャ(ハンドウィンチ)の代わりにも使えます。

PETZL(ペツル) パートナー P52A

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今後の方針

とにかくを割るか、砕くか、溶かすかしてどいてもらう必要があります。
掘る位置を変えるという手もありますが、変えた先でまた同じような石にぶつかったら?と考えると、深井戸を狙うなら石は避けては通れない、勝負するしかないのだと思います。
色々調べて、バールのように点であてる道具ではなく、面であてる新しい武器を使うことを考えています。

GWキャンプ その3 掘り方開始~7m付近まで順調に掘り進める

水脈探査はうまくいかなかったけど、時間も限られているのでひとまず掘ってみようという結論に至る。
そして議論になったのが、ケーシングをどうするかということ。
井戸を掘る場合、井戸壁の崩れを防ぐ目的で塩ビパイプなどでケーシング(鞘管を挿入すること)を行うのが一般的です。

硬質塩化ビニールパイプ、肉厚管、VP100ミリ(長さ1m)

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感想(3件)

サイズは色々あるけど代表的なのはこの3種類。
・VP100(内径100mm×外径114mm)
・VP125(内径125mm×外径140mm)
・VP150(内径146mm×外径165mm)
※VPより肉厚の薄いVU管もある。

 

ケーシングが細ければ掘る作業量は減るけど、対応する深井戸用の水中ポンプはべらぼうに高くなる。(VP100だと深さにもよるけど60万~70万円らしい)
逆にケーシングが太いと、とうぜん掘る作業は増えるけど水中ポンプは安くすむ。(VP150だと20万くらいからあるみたい)

作業は減らしたいけど水中ポンプが高価になるのは困るので悩んでしまう。

井戸なんて誰も掘ったことがないので正解がわからない状態。

そしてここで自分が本当に余計なことを口走ってしまう。
仮にVP125を挿入していく場合、井戸穴は150mmくらいに広げながら掘っていく必要があるので、すくい上げる土の量がどのくらいになるのだろうと ふと考えてしまったのです。

0.15m(穴の直径)×3.14×40m(深さ) = 18.84立米

18.84立米がどのくらいかというと、5tミキサー車で約9台分の土の量になります。

*1

 

いやいやいや、むりむりむり・・・

 

という雰囲気が現場に立ちこめて、「イライラ」「カリカリ」から「しょぼしょぼ」「しおしお」へ気持ちが変化し、おじさん達は悄然とうなだれてしまいました。

やる前からこんな空気じゃダメだと思って、Siriに励ましてもらおうと思ったところ、

f:id:CAMPBEAN:20190510105227p:plain

Siriって、クソ使えないですよね。
 

ここまでがたしか掘り始める前日の夜の話でした。

 

2019/4/29 月曜日

お酒をたっぷり飲んでぐっすり寝るというのはとてもいいことだと思います。

朝起きると、なぜか昨日までのどんよりした空気が掻き消えていました。

悩んでいても仕方ない、行動あるのみということで掘り始めます。

ケーシング?ここは粘土層が多いから穴は簡単に崩れないっしょ。

というテキトーな結論に至りました。

また、前回掘った9mの穴ではなく、新しい場所で心機一転、掘り始めることに!*2

 

伐採して皮むいて防腐剤塗った木で三又を組んで堀鉄管をセットし、

三又の組み方はこちらを参考にさせていただきました。

https://jflc.or.jp/media/niwa_navi/20120330_1246_33_0706.pdf

社団法人 日本造園組合連合会

f:id:CAMPBEAN:20190510131716j:plain


掘り方開始! 

vimeo.com

余談ですが、赤いポリタンクを持っているのが一番気が短いおじさんです。この人は離婚調停中で奥さんから逃げ回っている真っ最中らしくて、顔は絶対に映さないでくれと言われました。本人は大真面目なんでしょうけど、コソコソ水を足している姿を見ると可笑しくて笑いがこみあげてきます😄

だいたいこんなブログ、奥さん見るわけないのに。

 

本題に戻ります。
堀鉄管は穴に水を入れて土を柔らかくして掘り進める道具です。
上の動画は掘り方を確立する前に撮ったものなので、
実際は連続して突くのではなく、一回突いたら持ち上げて掘った穴に水が浸透するまで数秒待ってから突くやり方が効率いいです。
こういう井戸の掘り方をパーカッション方式というそうです。打撃による掘削ということですね。
よく出来ていて、うまく突けば柔らかくなった粘土混じりの泥をたっぷりすくい上げてきます。

堀鉄管に詰まった泥の排出は、100円ショップで買った蟹の身をほじくるスプーンを使いました。

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何百回何千回と繰り返す作業になるので、摩擦による擦り切れ防止のため、ロープのアイの部分をシンブルという金具で補強。f:id:CAMPBEAN:20190507145750j:plain

 

2019/4/30 火曜日

まくじろーさん達が用事のため一旦帰宅したので、翌日からは作業員1名(自分)に。

(気が短いおじさんは残ったけど、本人曰く腰が悪いので実作業は手伝えない。)

なので一人でも掘れるように滑車で3倍力を組みました。

f:id:CAMPBEAN:20190507145831j:plain

この写真だと地獄絵図のようですが、堀鉄管は軽石を砕きながら確実に掘り進んでいくので意外と楽しいのです。

 

というのは大嘘で地獄の極みです。
泥が詰まった堀鉄管は重さ15kg近くあるので、回数こなすうちに腕と肩に力が入らなくなってきました。手袋してても爪の間に土が溜まって真っ黒になるし、頭を掻くと乾いた土がポロポロ落ちてくる始末。f:id:CAMPBEAN:20190507145834j:plain

この格好で風呂入るために修善寺温泉街に行ったら、観光客と思しき大学生っぽい男女グループにジロジロ睨まれました。好きこのんでこんな格好になってるわけで、睨まれる筋合いは有ると思う。

 

掘り始めて何日目か

粘土層を問題なく掘り進み、7m付近に到達しました。このあたりから石が多くなってきます。

 

堀鉄管は勢いよく落としすぎたり水を入れる量が少なかったりすると、土に喰いついて一人ではあげられなくなります。

そういう時はまくじろーさんの息子さんやそのお友達にも交互に手伝ってもらいました。

二人ともボーイスカウト出身者で非常に頼もしい若者です。f:id:CAMPBEAN:20190507150205j:plain

 

今さらながら大事なことに気付く。

井戸掘り日記はまくじろーさんが書いてくれてたはずなのになんで自分が書いてるんだろう???

*1:これ、そもそも間違いでした。円周に深さをかけてます。正しくは0.075×0.075×3.14×40=0.7065立米。ミキサー車0.5台分以下です

*2:前回掘ったところだと将来的にセットバックの問題が生じる可能性があることに気付いたため。