開拓中

伐採の様子 その3 伐採の優先度、スウェディッシュトーチ作り

2019年4月20日、21日

GWにたくさん人が集まる予定なので、人が歩き回るところにある枯木を伐採することに。先日、風もないのに突然大きな枯木が倒れたことがあって、その危険性を認識したので。

これはおそらく萌芽更新したクヌギ。萌芽更新 - Wikipedia

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上を見上げても葉っぱが一つもついてない。

一生懸命に両手を伸ばしても届かなかったんだろう、おひさまの光の奪い合いという生存競争に疲れて枯れてしまったようだ。

 

まず小さい方から伐採していく。

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つづけて大きい方も。プロレスのリングのように地面が揺れる。

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上を見上げてるのは、枯れ枝が落ちてくるかもしれないからすぐ逃げれるように。

この木はまだ枯朽(こきゅうと読みます)が進んでいないので大丈夫だとは思うけど、万が一に備えて。

 

次は伐った木を玉切りする。

いずれ薪にするので、広げた手のひらを2回あてて等間隔で切っていく。

僕は右手の親指から小指の先までの長さがぴったり20cmなので、こうやると40cmの薪が作れることになる。長さが揃っていると、積むときも使うときも便利。

→2019/11訂正。最近測ったら22cmでした💦よく考えたら20cmというのは中学生の時に測ったサイズでした。

 

まず半分くらい切り込みを入れて、ひっくり返してもう半分を切り離す。

チェーンソーの刃が絶対に地面に当たらないように細心の注意を払う。

石に刃が当たってしまうと一発でダメになってしまう。

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玉切りでスウェディッシュトーチを作った。

ホームセンターで買ってきたペグのお化けみたいなので丸太を固定して、足で押さえこみながら切っていく。

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横挽き用のソーチェンなので、この作業はチェーンソーにかなりの負荷がかかる。(スプロケットカバーのナットがすぐ緩んでしまう、エンジンが高熱になる)
スウェディッシュトーチをたくさん作る場合は、縦挽きできる専用の刃が必要だと思う。

あと、よく考えたら木を固定するのはペグのお化けじゃなくて木杭でもよかったかな。

 

 

そして、今回の大ボス登場。

胸高直径60cm、幹回り180cm以上のコナラの大木。

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枯れていることは気づいてたけどこんな大きいの伐採したくないから無視してた。

でも放置すればするだけ、枝が落下するリスクもいざ伐採するときの難易度もあがっていく。

ちょうどSさん(隣の地主さん)も来てくれて

「いざとなったら救急車呼ぶよ ^_^」と言ってくれた。

そのときは救急車じゃなくて直接霊柩車よんでもらった方が手っ取り早い気がするけど、いずれにせよ心強いお言葉です。思い切って伐採することに。

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そして先端の細い方から切って片づけていく。

こういう状態になった大木はどこに応力がかかっているか全くわからない。

何度もチェーンソーを挟まれてしまい、その度に予備のブレード+ソーチェンに付け替えてやってたけど、効率が悪すぎるので切り込みを二本ずつ入れていくことに。

こうすることで、注意してたら木がちょっと動く時があるので圧縮方向がわかるようになるし、いざ挟まれたときもバールを使って救出できる。

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日が暮れてきたのでこの日の作業はここまで。

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しかしこれ、いったい誰が片づけるんだろう・・・

猫の手も借りたい状況になってきたよ・・・

 

ん?

 

 

 

何か来たぞ

 

 

 (=^・^=) 

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1回目の井戸掘り作戦を終えて

久しぶりに記事を書くのでなんだか緊張してます。

今回はまくじろーさんの井戸掘り作戦の補足記事です。

 

まず、CAMP BEANは約標高300mで、ほとんど山の頂上付近に位置しています。

そして坂道や谷をくだってあちこち散策して回ると、高低差25~30mくらいのところに、チョロチョロ流れる沢や水量の乏しい源流がいくつか点在しています。

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これは狩野川の支流のひとつである桂川に繋がっています。源流って初めて見ました。

高低差は腕時計(スント)についてる高度計で測りましたが、どの程度正確かは不明。

ほぼほぼ正確だと仮定すると、井戸を掘って水が出るとしたら25mが最低ライン、安定した水量を求めるなら35m、あるいは40mは掘らないとダメかもなと思います。

40mって、なんかイメージしにくい。

キリンの雄の高さが約5mなので、雄キリン8頭分。

なんかピンとこない。

麒麟の川島明って芸人さんが身長179cmらしいので、麒麟川島約22人ぶん。

22人縦に並んで、一斉に麒麟ですって言うところを想像してみてください。

脳みその奥の方まで響いてきそうですよね。

国会議事堂の高さが20.91mらしいので、国会議事堂2棟分。

これがなんとなくしっくりくるかな。

なるほど。国会議事堂×2ね。

 

う~ん・・・。

 

いま必要な部材を調達しているところなので、とりあえずこれも買っておこうかなと思います。

 

 

白旗+棒セット

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感想(1件)

マジックテープがついているから旗がずれません。

欲を言えばもっと棒が長い方が、いざって時に勢いよく地面に挿すことができると思います😄

 

しかし、ひとつの希望はこの現実を前にまくじろーさんが全然諦めてないこと。
このしと、すげークレイジーだと思う。

道具の選定、加工はまくじろーさんが担当してくれて、さらに新たなスキル*も手に入れたそうなので、僕は補助的な役割を担う三又用の木を伐っときました。

*新たなスキルについては、まくじろーさんが井戸掘り作戦本編で書いてくれると思うので暫くお待ちください。

井戸掘り道具を楽に上げ下げできるように滑車とロープで三倍力を組む予定です。

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左からヒノキ、エゴノキ(たぶん)、白樫。長さは4mで揃えています。

こうして見ると、やっぱりヒノキは真っ直ぐで木肌が綺麗ですね。

あとGWの作業に備えて発電機を買いました。定格出力2kWなのでほとんど全ての電動工具が現場で使えるようになります。

 

いまのところ、深井戸に挑戦する上での課題は、

 

1.井戸堀りオペレーションの効率化

2.石を砕ける仕組みの構築

3.水が出た場合に、それが使える井戸になるかどうかの判定

 

かなと思ってます。

 

1.穴が深くなればなるほど当然ながら効率が重要になってきます。

そして難しいところは効率とパワー(掘削する力)が反比例する関係にあるところ。
でも、これについてはあるていど道筋が見えてきた気がします。

2.は前回の井戸掘り作戦で掘った9mの穴を使って、先日Sさん(隣の地主さん)とバールを使った実験をしてみました。大きな岩盤じゃなければこれもなんとかなりそう。そしてこの山の地層には大きな岩盤はないと踏んでいます。

3.はどういうことかというと、水が出たはいいけど冬には涸れてしまうとか、水量が乏しくて実用に耐えないとか、では意味がないので、実際にポンプ一式を設置する前に調べないといけないのかなと思っています。どうやって判断するかは今のところよくわかりません。調査だけプロの業者さんに依頼しても嫌がられそうだし。

まあとにかく、まずは水が出るところまで掘ってみないことには始まらないので、後々考えていくしかないかなと思います。

 

Well-Digging (井戸掘り作戦) その4

WD-01(File04)中折れ

4月、某日。
サイトの山桜が満開で、ハラハラと散るなか、作業再開。
掘り進めるが9mまで進んだところで、段々と進行が遅くなって来る。

理由は主に2つ、予想はしていたが実際作業をしてみてその予想が甘かったと言わざるを得ない。

理由その1
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スパイラルディガーの変形。
掘り進めていくと、やはり多少なりとも石などの障害物が出てくる、これを除去または除外(穴からズレて障害にならないよう移動する)する作業が発生する。
要は叩いたり無理に捩じったりするわけだ、そうすると、元々1メートル程度の深さ用で作られているディガーには過大な負荷がかかる。
で、変形してしまった、具体的にはハンドルに伸びる棒の付け根が斜めになってしまった、簡単に修正は出来るが、またすぐ曲がってしまう。
こうなると、首を斜めに振る感じになって、全く掘れなくなってしまう。

理由その2
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(写真の上側、寝ている木の上に先端があります、見えるでしょうか?)
ハンドルパイプの取り回し
地中9メートル先の刃を、地上のハンドルでクルクル回して掘る、こう書くと簡単だが、実際は堀りはじめに9メートルのパイプを降ろしていき、しばらく回すとまた9メートル引き抜く。
9メートルという長さを想像していただきたい、3階建て低層マンションと同じくらいです。
つまりそういったマンションの屋上から地上まで届く細い棒を毎回抜き差しするわけです。
するとですね、これが大きく撓って(しなって)今のところ折れないものの、かなりのストレスとなっているでしょう。
(大昔、高校時代校訓で「屈せず撓まず」というようなこと言われておりましたが、撓みまくりです、そして屈しそうです)
もちろん持ち上げる側も大変です。
引き上げる途中で分割すれば良いのでしょうが、効率が極端に落ちてしまいます。加えて穴の中に道具が落ちてしまったら、もう取り出すことはできません、だって9メートルだよ?


残念ながらこれ以上この掘り方で進めることは難しいと判断。
じっくり計画を練り直すことにしました。
WD-01はここまで。GWに別の仕組みで再チャレンジすることになります。
2章にご期待ください!

とりあえず、つづく、かな。

Well-Digging (井戸掘り作戦) その3

WD-01(File03)ある晴れた日

3月某日、よく晴れた気持ちのいい日だ。
「今日は、井戸掘りするには良い日だ」
と言ったネイティブアメリカンがいたそうだ(嘘です)。

ということで掘り始める、計画は以下の通り
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開始から1メートル
掘削する前にお神酒を注いで、柏手を打つ、まあおまじないの一つも必要です。
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いきなり小さな根が引っかかる、せいぜい直径5ミリ程度なのでぶちぶち切りながら掘り進める。
表層は黒土で、さほど重くない、わりとサクサク掘り進む。
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開始から2メートル以降

中間パイプをジョイントし、掘っていくと、茶褐色の粘土質と変わった、刃先は入っていくが、重い、ものすごい粘度、焼物でもすればいいかもしれない。
これが延々と続く。
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開始から5メートル付近
いきなり手応えが変わった、少しシャリシャリした感じで、引き揚げてみたら小さな軽石状の砂…これは!
水が出る、水が出る、と喜んだのもつかの間、また黄色い粘土層に戻る、硬さはクリームチーズ程度、割と水を含んでいるのかな。

開始から6メートル付近
刃先が何かに当たる、回らなくなった、たぶん石だ。
角度を変えてみたり、わずかに浮かせて回したり、突いてみたりしていたらまた掘れるようになった。
刃を上げてみると、子供の握りこぶし程度の石が上がってきた。

石神さんと呼んで、お神酒をあげてみた。

開始から8メートルまで
粘土層が続く、硬さや色に変化があるが、やはり粘つく粘土層、やや小石(軽石?)が混じるようだが、大きな変化はない。

ここで時間切れ、作業中止。
慣れない作業の上、普段全く使わない筋肉(それでなくても運動不足なのに)を使うので、すごく変なところが攣る。
夜、焚火を囲んで飲んでいるときに攣って動けなくなった…。

続く。

Well-Digging (井戸掘り作戦) その2

WD-01(File02)道具について 1

さて、あとは掘るだけ、と言っても掘るには道具が必要です。
穴掘りといえばスコップ(某職種ではエンピと称します)ですが、これで掘れるのはせいぜい1メートルぐらいで、掘り進めるには穴を広げて、作業員も降りていかねばなりません。
(某職種ではこれを日常的にやり、数人がスッポリと入れるような穴を掘ります、これを掩体構築と称します、終わったら埋め戻すという…)

昔々ですが、母の実家で父と他親戚男衆で井戸を掘るのを見た記憶がありますが、これはまったくスコップのみで掘り進め、3人程の人が入れるように穴を広げて作業をしていたように思います、まさに掘り井戸です。
しかし、現代の井戸はこれとは異なり、掘抜き井戸とか打抜き井戸と呼ばれる方法が主流だそうです。
これは細い穴を地上から掘り進め、パイプ状の側壁を差し込んでいく、所謂ボーリング工法です。
(ボーリングというと機械作業のイメージですが、人力でもできます、何?サンライトボウル?そんなローカルすぎるボケは誰もわからない)
水の汲み上げがほとんどポンプ式になったので、パイプさえ水脈に届けば用を成すわけで、これは合理的ではあります。

ネット上には自分で井戸を掘った先輩方がありがたい記録やノウハウを公開されており、これを参考にいろいろな道具を検討しますが、地質に合った道具でないと、容易に掘り進めないであろうことは想像できます。

オーナーが高台サイトを構築した際に、「ちよっと掘ると粘土」というような話をしていたので、先ずは粘土層を掘り抜くための道具が必要でしょう。

スパイラル・ディガー
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spiral diggerと綴るのでしょうか?「捩じり穴掘り」とかそういう意味です。

回転式穴掘 スパイラルディガー /62-2247-27

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先端が僅かに窄まった刃になっており、これが少々捩じった状態で組み合わせてあります。
筒状の刃先の中に、掘り抜いた土を持って上げる構造です。
本来は本体の全長分、約1メートルの穴を掘る道具ですが、これを改造して、中間部をジョイント式とし、延長パイプを継ぎ足して掘り進める計画です。
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中間パイプは強度を考えると水道管等の金属管ですが、長くなれば重さも嵩むので、樹脂パイプ(VP25等の塩ビパイプ)を使う方も多いようです。
今回はイレクターパイプという薄鉄板に塩ビをコーティングしたようなパイプを使用しました。
イレクターにはジョイント用のパーツも準備されていますが、これは差し込みだけなので、捩じりモーメントがかかると空回りする可能性があります。
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そこで鉄板ビスを外から打ち込み回り止めとしました。
※後に強度を考慮しボルト&ナットに変更しました。
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とりあえずこれで掘り始めましょう。

続く

Well-Digging (井戸掘り作戦) その1

CAMP BEANの開拓についてが、本ブログのメイン記事です。

全体の開拓進捗については、オーナーが逐次記事にしていくので、そちらをお楽しみください。

こちらは井戸掘りについての記事です。

初めまして、まくじろーと申します、井戸掘り作戦、名付けて、WD-01の計画立案等の担当です。

WD-01(FILE.00)はじまり

事は2018年の11月に始まります。

オーナーが山を買ったので、キャンプしよーキャンプしよーとしつこく誘って来ました。

やだよ遠いしトイレも水も電気もない夜には鹿が群れてるようなところに誰が行くかい、などと断っていましたが、「一回だけ、一回だけでいいから」というまるで合コンによくいる酔っ払った男のような言葉に乗せられて行ってみることにしました。

するとどうでしょう、何かに取り付かれたように、薪を割り火を放ち(焚き火です)目を爛々と輝かせながら「これが!これが!人間の本来の姿だ!オレは自由だ!わははははは・・・」などと叫ぶ自分がおりました。

驚いたことに最初は「トイレがないのはちょっと・・・」等と言っていたウチの奥さんも「火!火!私は火の女王!!(焚き火です)みんな燃えてしまえ!!(薪です)」状態に陥っており、夫婦して野生化しているのでした。

さて、そんなキャンプの日々、夕食にスキヤキを食べ、酒を飲みいよいよ酔っ払ってきた僕とオーナーはCAMP BEANの将来の姿に妄想を膨らませておりました。

「ログハウス建てたい・・・」

「まずはトイレかね・・・」

「いや風呂だ風呂、風呂入りてぇ」

トイレはともかく、風呂は水がないとちょっと無理です。

「井戸掘るべ、井戸」

「出るかなー?」

「出る出る。掘ればすぐ出る!」

無いなら手に入れる、それがキャンプ、知恵と努力と勇気(要るのか?)こそ、我らが武器などと騒ぐおじさんたちを、尾根を歩く鹿の群れが一瞥して過ぎて行きました。


DW-01(FILE.01)どこを掘ろうか?

勢いで井戸を掘ることになりましたが、闇雲に掘ればいいということでもないでしょう、そりゃ掘ってればいつか出るでしょうが、地球の裏側に達する前(!)に、いや、体力が続くうちに、えーっと、できれば、ちょっと掘ったくらいで出て欲しい。

なので、ポイントを決めるのは大事です、が、当たり前ですが地下の水脈は見えません。

ではどうやって探すのでしょう?

1.ダウジング

むかし、よくオカルティックなTV番組などでやっていました、針金をL字型に曲げ、両手に持って歩くと、水源付近で針金の向きが変わるって、アレです。

あんなので本当に見つかるの?と思って調べてみたら、当たらずも遠からず、みたいな結果しか出てきませんでした。

動物の潜在能力とか、地磁気の影響とかも当然あるでしょうが、どうもそんなにセンシティブなメンバーはいないような気がして、これは却下。

2.羽の先に水滴

地面に羽を刺し、上を桶などで覆ってしばらく置くと、水滴がつくポイントがあるらしい。

これは地中から上ってきた水蒸気が羽の上で結露したということで、これが多ければ多いほど、水源が近いということだ。

うん、一見理にかなってる、が、地中の水蒸気って、水脈からだけでなく、土に含まれている雨水とかだってあるだろう、当てになるのだろうか。

とは言え、自然現象だから水分が多い方が水源に近いだろう、という理屈は成り立つ、でとりあえずこれをやってみることになった。

1月のある日、オーナーが気になるというポイントと、僕がなんとなく思ったポイント、合せて5箇所に羽毛を刺し、桶変りにプラコップを被せた。

この羽をどうやって入手したか?

最初はオーナーの穴が開いたダウンジャケット(焚き火の火の粉でポツポツ穴が出来る)から毟ろうなどと言っていたが、そんな短いやつでイイのか?ということで、新宿のハンズに行ってみたら、売っていたよ、あるんだねー。

朝仕掛けて、夕方確認して回ると、一箇所だけ、明らかに羽の湿り方が違う場所がありました。

しかもそこは、オーナーが切り開いて、我々がテントを張る場所にもっとも近く、ここに井戸があれば最高、という場所です。

これは!もうここに掘るしかない!

そうやってポイントは決まりました、さあ後は掘るのみです。

つづく

冬キャンプ 夜中のトイレ問題について

まくじろーさんが井戸掘り記事をなかなか書いてくれない。😤
想像以上に難航しているのでなかなか方針が定まらないというのもあるけど、待ちきれなくなってしまったので閑話休題。

 

この記事は井戸掘りとはまったく関係ありません。
時間稼ぎというわけではなくこれはこれでかなり重要なことを書いていくつもり。
数年前からず~~っと思っていたことで、この記事を書くことでひょっとしたら日本、いや世界のキャンプ文化にイノベーションが起こるかもしれないというエクスペクテーションを感じている。

 

時は約3年前にさかのぼる。
舞台は長野県にある陣馬形山キャンプ場。f:id:CAMPBEAN:20190415134549j:plain
標高1445mに位置し、天空のキャンプ場という異名を持つ、知る人ぞ知る絶景キャンプ場。
11月末、雪が降り始めた寒い季節に僕はそこでテントを張っていた。

防寒対策はしっかりしてきたつもりだが想像以上に寒かった。
日が沈むと雪がちらつき出し、更に寒さが増してきた。
気づいたら外に出したままのポットの水が凍っていたので、外気温は氷点下を下回っていたと思う。

テントの中で石油ストーブを焚いて寝ようとしたが、寒すぎて眠りにつくことができなかった。f:id:CAMPBEAN:20190415142813j:plain仕方ないのでストーブでワインを温めて飲み、寝袋に入ったところ、やっぱり寒すぎて寝れない。
仕方ないのでストーブでウィスキーを温めて飲み、寝袋に入ったところ、やっぱり寒すぎて寝れない。

ワインとウィスキーのくだりを何度かループしていつの間にか意識を失っていたのだろう。
事件は夜中1時頃に起こる。

お酒を飲みすぎたせいで猛烈な尿意を感じて目が覚めた。

トイレに行こうと寝袋を出たところ、めちゃ寒い。
ズボンをはいてダウンジャケットを着て靴を履いてテントを出たところ、そりゃめちゃめちゃ寒い。生命の危機を感じるくらい寒かった。
がたがた震えながら階段を上りトイレに行って用を足す。
小走りでテントに戻り、いそいで靴を脱いでズボンを脱いでダウンジャケットを脱いで寝袋に入った。
寝袋の中で丸まってかちかち震えながら眠りにつく。

そして、いつの間にか眠りについていたのだろう。

事件は夜中3時頃に再び起きる。

お酒を飲みすぎたせいで再び猛烈な尿意を感じて目が覚めた。
トイレに行こうと寝袋を出たところ、再びめちゃ寒い。
ズボンをはいてダウンジャケットを着て靴を履いてテントを出たところ、そりゃめちゃめちゃ寒い。デジャブを感じるくらい寒かった。
がたがた震えながら階段を上りトイレに行って用を足す。
小走りでテントに戻り、靴とズボンとダウンジャケットをぐちゃぐちゃに脱ぎ散らかして寝袋に入った。

その時、思った。
「俺はいったい何をやっているんだろう?こんなんぜんぜん楽しくないじゃないか、馬鹿なんじゃないか。」
そして考えた。
「いちいち外トイレに行かずにテントの中で用を足せれば、こんな寒い思いをしなくて済むじゃないか。」

💡

そして閃いたのである。
キャンプギアとして尿瓶(しびん)があればいいのだ!と。

 

いや、頭おかしいやつがわけわからんこと言ってると思うかもしれませんが、決してふざけてるわけじゃありません。
そもそも文化や風習というものは、時代と場所が違えば全くわけわからないことでも成立するものなのです。

うまい例が出てこないけど、江戸時代のお歯黒ってやつは何だかわけわからないし、平安時代の風呂入らないで香を焚いて匂いをごまかす文化もわけわからない。

 

世界に目を向ければ、はるか昔ローマ帝国時代の食事文化もわけわからない。
広大な属州から集まる豊富な山の幸、海の幸。とても食べきれないご馳走が並んだ食卓を前にして、ローマ貴族たちは一風変わった食事の仕方をしていたそうだ。
ご馳走を食べて酒をのみお腹がいっぱいになってくると、奴隷を呼んで孔雀の羽を持ってこさせる。そして喉の奥をつつかせて吐く。そうやってお腹を空にして再びご馳走を楽しんでいたらしい。

勿体ないという言葉を持つ我々日本人からしたら理解できない文化かもしれないが、食の愉しみという贅沢をとことん享受する、その一点のみを合理的に追求した結果生まれた、当時のローマ人にとってはいたって当り前の文化だったのだと思う。

 

無駄に話が長くなってきた。
尿瓶(しびん)に話を戻そう。

要は、冬キャンプでくそ寒い中、わざわざ着替えてテントを出てトイレに行くなんてナンセンスだということを声を大にして言いたいのです。

 

けれども尿瓶(しびん)が流行するためには今までのイメージを一新する商品開発が必要だと思う。

 

まず色の問題。
夜の間に溜まった液体は、翌日の朝トイレに持って行って流すことだろう。
そのときに透明なガラス製だと周りのキャンプ客に見られてしまって恥ずかしい。
なので外装をシャンパンゴールドとかローズピンクとか素敵な色で塗りたくる対策が必要だ。

 

そして音の問題。
ジョボジョボピシャピシャ音がしたら、テントで一緒に寝ている人がいるときに気になって用を足せない。
ソロキャンプでも、混み合ったキャンプ場の場合は隣のテントが気になってしまうだろう。
これは材質をどうにかすることで解決できると思う。
水が当たっても音がしない樹脂等で中をコーティングすればよい。

 

スノーピークやコールマンといったキャンプ業界をけん引する一流ブランドから、そのような尿瓶(しびん)が発売されることを心待ちにしたい。

 

そして商品開発とともに必要なのは意識改革。

たとえばCMで石田純一に出てもらって「しびんは文化だ」とコメントしてもらう。
中高齢者に対しては訴求力があると思う。

さらに子供たちが恥ずかしいと思わないように、小さいうちから慣れ親しませる工夫も必要だ。
たとえば「それいけアンパンマン」、ドキンちゃんの妹で「シビンちゃん」というキャラクターを登場させればいい。
シビンちゃんってなんとなくバイキンマンと親和性が高い気もするし。


以上です。

なんか、この記事

怒られそう・・・

山林に井戸水は出るのか?

前回の記事の続き。水をどうするか?

 

その前に前回貼り忘れた写真。

先週末、茨城から富士宮に出張中のキャンプ仲間が来てくれたので、高台サイトに泊まってもらいました。

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スノーピーク、アメニティドームS。白い点々はヤマザクラの花びらです。

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ちょうどいい広さで快適、とお褒めの言葉をいただきました✌️

何より薪使い放題という贅沢な環境が珍しかったらしく、深夜2時過ぎまで焚き火を楽しんだそう。

でもそこ、僕の汗と鼻水が滴り落ちてるサイトです😁

 

さて、

 

水をどうするか?

 

これは土地を購入する前から悩んでいたこと。

購入前に地元の井戸業者に確認したら、標高やこのあたりの地層、付近のボーリング調査の結果をもとに、「まあ掘れば出ると思います。ただ20〜40mで出るのか、100m掘らないと出ないのかはやってみないとわからない。」と言われていた。

 

費用は1日あたりの単価ではなくて掘った深さで計算するのが標準だそうで、1mあたり3万7000円。

つまり40m掘って水が出たとしたら掘削代は約150万。そこにポンプ代等は含まれない。10m以上の深井戸になると水中ポンプも必要になるのでいろいろ合わせると200万近くかかる。たとえ水が出なかったとしても、人も動くしボーリングマシンも使うので掘削料金はとうぜん発生する。

値引き交渉をしたわけじゃないので実際はもっと安くなるかもしれないけど、井戸を掘るにはお金がかかる。必ず出るという保証はないし、掘り進めてもなかなか出ない場合どうしたらいいのかもわからない。

 

覚悟していたつもりだったが、ショック。

ほげ〜っ🤯という印象を受けた。

 

そこからずっと思考停止した状態で土地購入から伐採開拓作業まで突き進んできたけど、そろそろ真剣に考えないといけないところまで来たというのが今日この頃です。

サイトは徐々に増やしていけばいいけど、水がないことには何も始まらない。

 

しかし、いかんせん平均的年収のごく普通のサラリーマン いち個人が始めたことなので潤沢な資金などあるわけない。

他に予算を確保しとかなきゃいけないことは山ほどある。

 

井戸以外に水を手に入れる方法はないものか?

 

うちの土地は盆地状になっているので斜面に雨水を集める配管を埋設して、水タンクに貯めて使うというのでもいいと思う。

飲み水は10kmくらい離れたとこにある湧き水を汲んでくるか、ウォーターサーバに頼る。

でもその場合、日照りが続けば水はなくなる。

 

さて、どうしたものか?

 

お金はないけどやっぱり井戸がほしい。

井戸がほしいけどさっぱりお金がない。

 

辻褄が合わないことを言ってるようだが、人間が悩むことや世の中の難問というのは大体矛盾をはらんでいるものだ。

 

さて、どうしましょう?

 

悩んでいても仕方ないので、試しに井戸を掘りながら考えようと思いました。

実は先月末から試し掘りしているところです。

あくまで試し掘り。

まあ素人がいくら掘ったところで、こんな山奥で水を出せるわけがない、本気で掘れるなんて思っちゃいないです。

ただ、全力で試し掘りしてみるだけです。 

 

詳しくはまくじろーさんがまとめています。またの機会に。

開拓キャンプの風景

うちの山はクヌギが一番多くて7割くらいを占める。
樹液が出るところを探せば、夏はカブトムシやクワガタが見つかるだろう。
あとはコナラ、ヤマザクラ、ヒノキ、ヒサカキ、白樫など。大きなイロハモミジも一本見つけた。見回したところ杉や松は生えてない。*1
ヒノキは売れるんじゃないかと思ったが、長年人の手が入らなかった森なので枝打ちされておらず、枝が多い=節が多いヒノキは木材としての価値はないそうだ。

ハンノキとかハリギリとかこれまで聞いたこともなかった木もある。

珍しい木の名前は、開拓作業を進める中でいつの間にか仲良くなった隣の地主さん(Sさん)に教えてもらった。

Sさんはうちの土地の北側と東側に広がる区画9000坪くらいを所有してる地主さんで、御年63歳。
山遊びが好きで、もう少し若い頃はこの山でキャンプを楽しんだり4輪バギーを乗り回したりしていたそうだ。
今でも小柄な体で斜面をすいすい登り、崖もさくさく下っていく。トビを使って丸太もひょいと担ぐし、とってもパワフル。

抜根のやり方を教えてもらったり天城山でとれた猪肉をお裾分けしてもらったり、めちゃくちゃお世話になってる。
隣の地主さんがSさんで本当に良かったと思う。

 

トビ:鳶口。トビの嘴のような形状の鉄製の穂先を長い柄の先に取り付けた道具。 丸太や原木など木材の移動・運搬・積み上げや、木造の建築物の解体や移動に使用される。

 

さて。

前々々回くらいの記事で南側斜面に高台サイトを作った後、こつこつ作業を続けてキャンプ地がだいぶ快適になってきた。その様子を紹介したい。

 

薪を積んで作った防風壁

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ここが開拓作業のベースキャンプ。泊まるときは雨対策と防寒のためにタープをかけて使う。すぐ設営できるように柱を設置した。

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地面と直接触れる部分は炭焼きして防腐処理を行い、穴には砂利を敷いた。

4×6mの大型タープ。設営はセンターのカラビナを柱にかけて端のロープを木の杭に通してきゅっと縛るだけ。設営時間1分。 

 

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テーブルはネットで見つけた図面を参考にOSB合板1枚から切り出して作成。

伐採したヒノキでサイドテーブルも作った。

 

自分のテント(サーカスTC)を張るところには目印のロープを結んだペグを打ち込みっぱなしにしてる。

 キャンプギアは、組み立てが必要なチェアやコットは避けて、サイズは一回り大きくなってもいいから広げるだけ、畳むだけですむやつを選ぶようになった。

設営や撤収が楽だと、そのぶん作業に使える体力と時間を回せる。


開拓作業で疲れ果てても、タープの下に入って焚き火にあたり、音楽を聴いて珈琲を飲めばだいぶ回復する。

 

こうしてベースキャンプが快適になっていくのと同時に、ちょくちょく手伝いに来てくれる人も増えてきた。

特に仕事仲間兼キャンプ仲間のまくじろーさん夫妻は、埼玉にお住まいなのに毎週のように来てくれる。

まくじろーさんはスズキの大型バイク隼(1349cc)、奥さんはカワサキNinja(250cc)を乗りこなすパワフルな夫婦である。

 

あとトイレをどうしているのかよく聞かれる。

こんな感じの虫と触れ合えるワイルド野営スタイル。

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男の小便はここじゃなくてその辺の茂みでしてもらう。

 

当面の課題は建物たててちゃんとしたトイレ小屋を作ることかな。
そのためには色々と乗り越えないといけない壁が多い。

まず、ここは山林ではあるけど都市計画区域内なので建物を建てるには建築確認申請が必要になってくる。
確認申請を通すには、壁厚がいくつ以上必要だとか細かい条件がある。
建築士さんと相談しながらやっていくしかない。

下水は合併浄化槽と浸透枡を設置して処理する予定。これも設置届が必要。

電気は1km以内に電柱があるので、延伸工事は無料だということを土地購入前に確認した。使用する電力が決まれば電気工事会社に依頼する。

やることいっぱい。

 

加えて、使うことがあるかわかんないけど丸太ログを組むサドルノッチの練習もしたい。ログ材の搬入時に使うであろうユニックと玉掛けの資格も取りたい。いつかチェーンソーアートもやってみたい。

やりたいこといっぱい。

 

しかし、

 

まずなによりも大事なことがある。

キャンプ場にするためには決定的に不足しているもの。

そう、

 

み 

 

 

水 

 

まだ水をどうするかの目処が立ってないのです。

 

水が欲しい…

切実な願い。

*1:4/13追記。北側の尾根に松が見つかりました。

伐採の様子 その2 元玉切りによるかかり木処理

かかり木について 

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上の状態のかかり木のときに、ロープで引っ張って外すのではなく根元を切って処理するやり方を元玉切りという。
教本では危険だからやっちゃだめだよということになっている。
でもロープをかけて引っ張るにも樹冠部分にロープを通すためには高い梯子がないと駄目だし、がっちり他の木の枝にかかってしまったら木回しでもほとんど動かせないときがある。
こういう場合、持っている道具だけではどうしようもないので、元玉を切って木の重心をかえてから木回しで回すなり、ロープで引っ張るなりして対処している。

で、このとき気をつけないといけないのが、かかっている木には常に圧縮力が働いているということ。

赤と黄色、切り落とす方向を間違えると大変なことになる。

 

こんなかんじに。

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伐採初日にやらかした失敗。まるで八つ墓村のようです。

このときは買ったばかりの木回しを家に忘れてきていた。
深く考えないまま黄色方向から切り込みを入れて、赤方向から切り離そうとしたところ、チェーンソーを入れてあっという間、2~3秒もしないうちに挟まれてしまった。
木の圧縮力はすごい力で、引っ張ることはもちろん、少しずつずらしてみることさえ出来なかった。
結局手斧でブレードを救出したけどつぶれてダメにしてしまった。

ブレードって一本1万円以上するんです・・・

 

ではどうすればよかったのだろうか?

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かかった状態の木には常に圧縮する力が働いている。

上の状態の場合どちらに圧縮力が働いているかわかるだろうか?

それを見極めるには、まずドラゴンボールのクリリンの持ち技である気円斬を想像してほしい。

気円斬が点線の位置にシュパッと綺麗にあたったとき、木がどちらに曲がりながら倒れるかを考えると圧縮されている側がわかる。

 

気円斬がシュパッとあたると、

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このようにくの字に曲がって倒れるから、圧縮されている側は赤。

まず圧縮力を逃がすために赤方向に切り込みを入れて、そのあとに黄色方向から切り離すのが正しいやり方になる。

まじめに真剣に説明してみました。おわかりになるでしょうか?わからなかったとしても自分の残念な脳みそではこれ以上の説明ができません。

 

気円斬がうまく決まったとき。

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しかし、

元玉切りは死亡事故の事例もあります。

要約すると、
枯れ木の伐採中にかかり木になってしまい元玉切りを行った。1回ではかかり木が外れず2回3回と繰り返し元玉切りを行った。
要するにだるま落としのような状態になって、それでだんだん木が垂直に近い状態になって、かかっている箇所の真下で作業する形になって、3回目の元玉切りのタイミングで、腐った木だったので先端部分が折れて落下してきて直撃してしまったそう。

 

枝や先端が折れたときに直撃される恐れのある位置で 元玉切りを行うのは絶対にやめた方がいいです。特に枯れ木には要注意。かかられている木も含めて。

 

あと気円斬をイメージしてもどっちに曲がるかよくわかんないケースでは、受け口をつくるように切り込みを入れて圧縮力を逃がすようにするといいかも。角度をつけて切り込みを入れれば、いざ挟まれたときも救出しやすいので。

 

以上です。 

だんだん、何のブログなのかわからなくなってきた

もっとポップでライトでお洒落なキャンプ記事を書きたい…